僭神の塔について

世界観

「僭神の塔」とか言いつつ塔の要素が全く無いじゃないかだとか、
内容的には関係なさそうな神の塔の時の記事と絵が一緒だとか、
自分で見返しても色々突っ込みどころがあるので補足説明を。

この設定ですが、何か脱出系のゲームのアイデアとして作った
ものでした。
ちなみにゲームそのものは(いつもの事ですが)作ってません。
元々このアイデアを考えた当初は、僭神という設定自体が
無かったので、この塔は本物の神というか妖怪というか、
そういう霊的なものの集まる集会場という設定でした。
イメージ的には映画「千と千尋の神隠し」における、
あの御湯屋さん周辺のような感じ。

西洋風の教会だったり、日本風のお寺や神社だったりと、
階層ごとに様々な様式の場所を探索して、
神様っぽい連中から隠れたり、たまに助けてもらったりしながら
外に出るという感じのアイデアでした。

それを後々生まれた僭神の設定とブレンドして生まれたのが、
僭神の塔です。
僭神が自分の好きな空間を生み出すという設定は、
以前メイベルへの手紙で出てきた「小さな世界」の計画や、
ハープフィル関連の設定である五界説、その中でも特に
設定の定まっていない幻界との関連性を持たせることも
考えています。

しかし僭神関連の設定を入れたせいで、元々のアイデアにあった
スピリチュアルな雰囲気がスポイルされてるのが少し気になるところ。
色に纏わる設定や僭神周りの設定は気に入っているのですが、
どうしても頭でっかちな感じになって私の今の趣向には
合わないところがあります。

だからといってあんまりファンタジーな感じにするのも、
何か違う気がするので、その辺りのバランスは難しいですね。

あぁ、忘れるところでした。
僭神の塔の記事の絵と、以前の神の塔の記事の絵が同じであることですが、
単なる手抜きです。両者の関連性は今のところ考えていません。

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